各地区地区の建物と特徴：東海・東日本
東海・東日本地区の建物と特徴
東海・東日本地区の大型建物の平面図を示します。
（作成：田口一宏）
東海・東日本地区の時期別建物図から読み取れること
①弥生時代中期に独立棟持柱建物が三重県、愛知県に多数出現します。②その多くは、三重県の菟上（うながみ）遺跡で、内１棟は池上曾根遺跡に準ずるような規模の大きい
独立棟持柱建物でした。
③菟上遺跡では独立棟持柱建物だけではなく、梁間一間の大型建物もあり、下之郷遺跡に似ています。
④後期になるとこれらの地区の建物はなくなり、神奈川県や静岡県など関東に独立棟持柱建物が
見られるようになります。
